総合就活の学生、「勤務時間・休暇」高い関心 内定辞退の理由にも
企業が働き方改革を推進する背景には、優秀な人材の確保が難しくなっていることがある。特に新卒採用では売り手市場とされているだけに、「ブラック企業」といわれないような対応を迫られている。
リクルートキャリア(東京・千代田)の「就職白書2017」によると、「企業を選ぶときに最も重視した条件」では、「勤務時間・休暇」をあげた学生が就活開始直後の4.8%から活動後の12月には7.4%に増えている。
「内定辞退理由」(複数回答)でも、「勤務時間・休暇が志望と合わなかった」が16.7%だった。「業種が志望と合わなかった(24.1%)」、「勤務地が志望と合わなかった(19.4%)」に次いで多かった。
学生の企業選びで労働条件が注目されていることがわかる。企業は数値目標を設定するだけでなく、具体的な業務削減やICT(情報通信技術)の活用など成果を示す必要がある。