総合「自分の成長に強欲になる」ための3つの方法
2017.02.01文章 / 黒田真行
方法① 「成長に強欲である」ということ

もちろん、成長志向やスピードには、その人に合ったペースがあります。また、必ずしも自分を成長させることにそこまで執着しないという人もいます。「自分が自分をどのように成長させていきたいのか」を決めるのは、あくまで自分自身なので、以下はあくまで成長に強欲であろうとする人向けの内容になっています。
まず、自分の成長に強欲である人に共通する最大のポイントは、「自分がなりたい状態」を強烈にイメージしていることです。
能力やスキル、お金、役割や責任、知名度など、モノサシには個人差がありますが、「いつまでにどんな状態になっていたいか」ということを非常に明確に、実際に夢の中で映像に出てくるかのようにイメージできているのです。
Before⇒Afterの「After」が明確であればあるほど、そこに到達することへのモチベーションが高まる効果があるからではないかと思います。チャンピオンになる夢を追いかけている若いアマチュアボクサーが、勝利をつかんだ後の生活イメージをリアルに夢想してハングリーであり続ける、という感じでしょうか。成長のための最短距離を走っていくためには、他人にどう思われようが、欲望に忠実なゴールイメージを持つことが効果的なようです。
さらに、自分への強烈な信頼がそこに加われば、最強です。
自己信頼は大きく2種類あります。
ひとつ目は、今の自分にできること、つまり強みと感じられるものへの信頼です。他の人より得意だと思っていることであったり、誰よりも努力してきた、とか、誰よりもそれが好きだと思えるものであったり、とにかく自分の強みを自分で認めて努力していくための基盤としているパターンです。
ふたつ目は、現時点ではできるとは言えないが、必ずできるようになるはずだという可能性への信頼です。到達イメージへの長い道のりを乗り越えられるだけの燃料(欲望)と資格(自己信頼)がそろえば、あとは実行あるのみです。
方法② 課題を指摘してくれるメンターを3人作る

少し距離があるぶん、その時々で自分の置かれている状況ややってきたこと・できなかったことを伝える手間はかかりますが、日常的に近い関係ではないほうが、より客観的なアドバイスをもらえるメリットもあります。
仕事に厳しく辛辣な指摘をくれる人、包容性があって視点を広げてくれる人、一緒に悩み考えてくれる人など、個性や価値観の異なるメンターを作っておくと、刺激的かもしれません。
重要なポイントは、メンターになってもらう人に、できるだけ客観的に自分の課題を指摘してもらうように頼んでおくことです。特にふだん距離が離れている人は、日常行動が見えないので、より真剣に対峙してもらう必要がありますし、わざわざ厳しい指摘をして人に嫌われるようなことをしたくないという心理が働くリスクもあります。心地よいほめ言葉やピントはずれの評価をもらうだけなら、わざわざメンターを依頼する意味がなくなってしまいます。逆の立場で言うと、誰かのメンターを引き受けることは手間と時間のかかる相当面倒くさいことのはずなので、心を尽くしてお願いをするしかありません。
方法③まずは始める。徹底的に真似る。

▼ 目的地にたどり着くための自分の武器(強み)が確認できている
▼ 道程で壁になりそうな課題を客観的に教えてくれるアドバイザーがいる
ここまで準備が整ったら、あとは行動あるのみです。
行動のためのエネルギーや勇気だけは、自分で生み出すしかありません。
靴ひもを固く結んで、ドアを開け、「自分がなりたい状態」への一歩をまずは進める。先延ばしにする理由はどこにもないので、まずは足を踏み出す。踏み出したら後ろを振り向かずにとにかく前進あるのみです。
もし、自分の理想に近い先輩や、自分が参考にしたい方法論などがあれば、地図の替わりに使うこともおすすめです。先輩のやり方を徹底的に研究し、分解し、真似してみることで、目的地に向かうペースがさらに上がることがあります。
自分自身の成長は、どこまで行っても自分のためのものです。目的地もペース配分も自分で決めるだけのことです。もし、成長に強欲であるならば、誰に何と言われようが自分の決めた方角へ、自分の決めたスピードで、確実に前進していただきたいと思います。