女性雇用女性が働きにくいと感じる職場の特徴
女性の採用を強化する企業が増えている中、女性自身はどのような職場を求めているのだろうか。エン・ジャパン株式会社が昨年、同社が運営する、正社員で働くことを希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、サイト利用者の女性1037名を対象に「働きやすい職場」をテーマにアンケートを行なったところ、
現在の職場が「働きにくい」という女性は48%で、働きにくい理由は20代が「休暇の取りづらさ」「労働時間の長さ」、30代・40代は「社内コミュニケーション」「職場の雰囲気」が悪いことにあると答えた人が多いことがわかった。また、働きやすい理由については「職場の雰囲気が良い」「労働時間が適正・融通が利く」という声が多いことが明らかになった。

■現在の職場が「働きにくい」という女性は48%
「現在の職場は、あなたにとって働きやすい職場と言えますか?」とたずねたところ、「働きやすい」(「言える」が15%、「どちらかといえば言える」が37%)と回答した人は52%、「働きにくい」(「どちらかといえば言えない」が30%、「言えない」が18%)が48%という結果になった。婚姻別で見ると既婚者は64%、未婚者は52%が「働きやすい」と回答している。結婚してからも仕事を続けている人は、働きやすい環境を自ら選び取っていることがうかがえる。
■働きにくい理由は、20代が「休暇の取りづらさ」「労働時間の長さ」。30代・40代は「社内コミュニケーション」「職場の雰囲気」が悪い
働きにくいと答えた人に理由を聞くと、20代の第1位は「休暇を取りにくい」(52%)、第2位は「労働時間が適正でない・融通が利かない」(50%)。ワークライフバランスの獲得を重視していることが伺える。30代・40代の第1位は「社内のコミュニケーションが円滑でない」(30代:53%、40代:60%)、第2位は「職場の雰囲気が悪い」(同46%、46%)となった。
『オフィス全体が静まり返っており、社員同士で何か話すときも必然的に小さな声で話すようになっていました』(32歳)、『同じ部署の者同士でもお互いが持っている仕事を知らなさすぎる』(33歳)、『大きな組織のため管理職とは全くコミュニケーションが取れない』(36歳)などの声が寄せられている。
■働きやすい理由は「職場の雰囲気が良い」「労働時間が適正・融通が利く」
働きやすい理由の第1位は「職場の雰囲気が良い」(56%)、第2位は「労働時間が適正・融通が利く」(51%)、第3位は「休暇を取りやすい」(49%)だった。「休暇を取りやすい」や「待遇・福利厚生が整っている」などのワークライフバランスを整える制度面は若い方ほど働きやすさを感じる指標になっている。
一方、年代が上がると「労働時間が適正・融通が利く」や「自分のやり方で仕事を進められる」など、仕事を進める上での融通の効きやすさや自由度が働きやすさに影響していることがわかった。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エンウィメンズワーク』利用者1037名
■調査期間:2015年7月23日~8月26日


