育児など対面で助言 豊島区が子育て対策で補正予算

女性雇用育児など対面で助言 豊島区が子育て対策で補正予算

東京都豊島区は23日、ライフプランに関する相談や情報配信などで子どもを産み育てやすくする「としま鬼子母神プロジェクト」を始めると発表した。事業費は1500万円弱で、6月議会に提出した補正予算案に盛り込んだ。同区が日本創成会議から23区で唯一「消滅可能性」を指摘された対策の一環で、結婚から妊娠、子育てまでの切れ目ない支援を目指す。

「女性のライフプラン形成のための健康相談」は20~30歳代の女性向け。月1回程度、保健所で医師や助産師などが希望者に対して、単なる体調にとどまることなく、妊娠・出産・子育てなどの人生設計に対面で助言する。9月にも始める。

「子育てごようきき」として妊娠・子育て中の女性を保健所のスタッフが訪問する事業も始める。

ほかに子育てに関する意識を高める啓発セミナーを年度内に実施する。結婚や妊娠、子育てに関する区の施策やイベントなどの情報を配信するアプリを今秋にも導入する計画だ。同アプリではメールを通じて助産師などに相談できる機能も採用する。

豊島区は20~39歳女性の人口予測を元にした日本創成会議による「消滅可能性」の指摘を受け、20~30代の女性を中心につくる「としまF1会議」を設け、来年度以降の予算に反映する方針を打ち出している。ただ、それに先立ち区としての対策を打ち出した。