政府、「クールジャパン」人材育成に助成

総合政府、「クールジャパン」人材育成に助成

政府は和食やアニメなど「クールジャパン」と呼ばれる日本文化を海外に売り込むため、企業や団体向けの助成制度を来月にも始める。外国語が話せる人材の育成や拠点の設置などに1件あたり最大約2000万円を補助する。民間のコンサルティング会社に委託し、海外発信のノウハウも伝える。日本文化の魅力を高め、観光客の増加を狙う。

14日に開く「クールジャパン拠点構築検討会」で方針を打ち出す。企業や地方自治体を対象とした公募をおこない、8事業を選ぶ。例えば語学研修や海外からの人材誘致のほか、アニメの聖地を巡る観光ツアーや博物館や記念館など拠点同士の連携などを想定する。

クールジャパンは海外で高い評価を得ている一方、個別の企業や自治体からの海外発信はうまくいっていない例も多い。政府は取り組みの結果を踏まえ、2017年春をめどに海外展開のノウハウをまとめたマニュアルを策定する。

政府は訪日外国人旅行者を20年に4000万人に増やす目標を掲げている。実現に向けた施策の一つとして8月に決定した経済対策にもクールジャパン戦略の推進を盛り込んだ。こうした取り組みを通じ、海外での日本文化の認知度向上をはかり、観光客の拡大につなげる。