労働時間規制の緩和、制度設計を議論 厚労省審議会

総合労働時間規制の緩和、制度設計を議論 厚労省審議会

厚生労働省は16日、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の労働条件分科会を開き、高収入の専門職に限って労働時間規制を外すホワイトカラー・エグゼンプションの制度設計に着手した。

経団連代表の委員は16日の議論で「年収が少なくとも1000万円以上の専門職は労働時間規制を外す制度を設ける」とする政府方針に支持を表明。ただ対象者の職種は、厚労省が例示している金融ディーラーやコンサルタントに限らず、技術職、プロジェクトリーダー、調査担当者など幅広く認めるよう求めた。

一方、労働側委員の連合は「過重労働の防止が進まないなかで、なぜ労働時間規制を外すのか。残業代ゼロではなく、過労死ゼロを目指すべきだ」と反対した。

厚労省は2015年の初めまで議論し、来年の通常国会に労働基準法の改正案を出す。