【考察】人口減少予測から見るアルバイト採用環境激化と対策

アルバイト・パート【考察】人口減少予測から見るアルバイト採用環境激化と対策

皆さん、こんにちは。アルバイト採用コンサルタントの小山です。

年々、アルバイト採用を取り巻く環境は厳しくなりますね。今回は人口減少予測から考察をします。

現状

言うまでもなく企業は優秀な人材を求めて採用活動をしています。企業が必要としている人材は正規雇用の正社員と呼ばれるカテゴリーと非正規雇用のパート・アルバイトに分けられます。

現状、どちらのカテゴリーも「採用難」と言われていますが、皆さんはどこまで数値を把握し、対策を打てているでしょうか?きっと「採用難だよねー。」と軽く捉えていると企業活動に大きなダメージを受けてしまうかもしれません。

現状を把握し確かな対策をしていきましょう。

人口推移(全体)

まずは総務省統計局から発表されている人口推移データをまとめましたので、ご覧ください。

10年毎に人口推移をグラフにしていますが、毎年確実に人口総数は減少していきます。

2016年に1億2,660万人ですが、5年後の2020年は1億2,410万人となり250万人も減少しています。これは大阪市大阪市の人口とほぼ同じです。数字だけでなく具体的な比較対象を出すとイメージが湧くのではないでしょうか?

今から4年間で大阪市とほぼ同じ人口が減ると総務省が発表しているのです。

2016年から15年後の2030年は998万人が減少しています。この数字は神奈川県の2016年人口とほぼ同じです。恐ろしいスピードですね。

 

人口推移(労働人口)

次は上記データから15歳から64歳の労働人口データだけをピックアップしたグラフを見てみましょう。

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2016年から4年後の2020年には7,682万人いる労働人口は5%減少し、7,341万人になる予想です。2030年は2016年比較で12%も減少しています。語弊を恐れずに言うと「企業の生産活動に必要な資源が12%も減少する」という事です。その資源価値は急騰し、獲得競争は激化するのは当たり前です。

 

アルバイト採用環境の激化

応募数の減少

今から15年後の2030年には労働人口は12%も減少してしまいます。紛れもなくアルバイト応募獲得競争は今より激化しているでしょう。きっと求人手法も変わっているでしょうね。今は正社員領域がメインの人材紹介もアルバイト領域に入ってくると思います。

応募獲得コストの上昇

応募コスト(CPA)も確実に上がるでしょう。エリアや業種によっては2〜3倍に上がってしまうケースも出てくるかもしれませんね。

対策

ここまで色々な視点から「人口減少予測から見るアルバイト採用環境激化」を書いてきましたが、しっかりと対策を立てるしか回避方法はないと思います。でも突然来るリーマンショックや自然災害と比べたら比較的容易ではないでしょうか。きっと大丈夫です。

アルバイト採用フローの見直し

対策にも難易度があります。まずは比較的、難易度が低いものから見ていきましょう。

応募獲得

アルバイト採用の入口は応募獲得です。ここは改善できるポイントがたくさんあります。その求人メディアで良いのか?そのプランで良いのか?自社ホームページは改善できるのか?手法が多く混沌としています。是非、私にご相談ください。

 

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アルバイト労働環境の見直し

アルバイト採用において採用フロー以外にも改善できるポイントがあります。

勤務日数

皆さんの職場は「週3日」から勤務可能ですか?「週2日」からですか?色々な状況で決まっているとは思いますが、応募の間口を広げる為にも可能な限り「週2日」や「週1日」の方も働ける環境を作ることが必要ではないでしょうか?

勤務時間

上記の勤務日数と同じ考え方ですが、「1日3時間からOK」等の募集広告をよく見ます。最近では勤務時間の縛りが緩くなってきていますね。なるべく勤務時間の固定化は減らした方が、こちらも応募者の間口が広がりますね。

給与サイト

給与サイトに関する新しいサービスがここ数年で出てきていますね。企業側で給与サイト「月1回給与振込」のフローを変えるのはなかなか難しいと思います。そこで「前払いシステム」を導入する企業が増えているのではないでしょうか?そのシステムに手数料をアルバイトさんが支払うのですが、好きな時に給与を受け取れるサービスは良いと思います。

海外労働力の受け入れ

帰国して役立つスキル

ここ数年で留学生も増えてきていますね。週28時間の中で彼らはアルバイトをしているのですが、職場を選ぶ選択肢が「帰国して役立つスキル」を得れるか?という視点もあるそうです。皆さんの職場はそのようなスキルを彼らに身につけてもらえるでしょうか?「選ばれる職場」という視点がここにも必要ですね。

対策まとめ

ここまで色々で書いてきましたが、皆様の職場で取り入れられる施策はありましたでしょうか?1つの施策でアルバイト採用を改善するのは難易度が高いと思われます。例えば10%の改善をKPIにした時に1つの施策で10%を改善するのではなく、5施策で2%ずつの改善。もしくは10施策で1%ずつの改善。と色々な施策を試すことが有効だと私は考えます。

アルバイト採用には魔法もないし、逆転ホームランもないし、宝くじもありません。でもコツコツやれば確実に改善できるのです。

アルバイト採用コンサルタント 小山