中途「転職で賃金増」3割超 10~12月民間調査 IT人材、上昇目立つ
転職で賃金が上がる人の割合が増えている。リクルートキャリア(東京・千代田)によると、「転職後に賃金が1割以上増えた」と答えた人は2017年10~12月時点で30.4%と、前年同期から2.7ポイント上昇。同様のデータをさかのぼれる02年1~3月期以来、最高を更新し、初めて3割を突破した。IT(情報技術)系エンジニアなどの賃金が増えている。
転職支援サービス「リクルートエージェント」を利用して転職した年間約4万人の転職者の情報をもとに、転職の前と後で賃金動向を調べた。
賃金が1割以上増えた人を業種別にみると、IT系エンジニアが4.3ポイント増の31.2%で、上昇が目立った。企業が人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」に積極投資する中、エンジニアの引き合いは強い。経理や法務などの事務系専門職も5.2ポイント増の28.9%で、データがさかのぼることのできる08年1~3月期以降で最高水準をつけた。