就職・転職率、3番目の高さ=15年も雇用好調-厚労省調査

新卒就職・転職率、3番目の高さ=15年も雇用好調-厚労省調査

厚生労働省が24日発表した2015年の雇用動向調査によると、昨年1年間に就職・転職した人が労働者全体に占める割合を示す「入職率」は前年比1.0ポイント低下の16.3%となった。前年水準を4年ぶりに下回ったものの、比較可能な04年以降では3番目に高い水準だった。

 入職率が低下したのはパートら非正規労働者の就職・転職が減ったためだ。厚労省は「人手不足でパートの時給が上昇し、待遇改善を求めて転職する必要性が薄れている」(雇用・賃金福祉統計室)と分析。正社員の就職・転職は増えており、「雇用情勢は引き続き好調」(同)とみている。
退職・解雇などによる離職者の割合を示す「離職率」は0.5ポイント低下の15.0%と、2年連続で前年水準を下回った。
調査は全国の従業員5人以上の1万4855事業所を対象に実施した。