新卒「就活どうだ」と聞く親に心の中で「ありがとう」
小島舞子さん×東野琢磨さんの就活思い出話(2)
今は就職を待つばかりの大学4年生、小島舞子さん(22)と東野琢磨さん(22)に聞く就活思い出話の2回目。面接解禁が6月1日に早まった今年の就活生に向けて、体験を踏まえたアドバイスを語ってもらいました。
−−今年は選考開始が6月1日に早まりました(昨年は8月1日)。就活解禁からわずか3カ月しかありません。何をしたらいいでしょうか?
◆東野 僕は昨年、ES(エントリーシート)を作るのが遅くなりがちでした。結構締め切りに追われて「これでいいや」と中途半端な感じで出してしまっていました。その結果、かなりの会社で書類選考で落ちました。やはり、余裕をもって作った方がいいと思います。
あと、適性検査SPIや筆記試験の準備ですね。文系で計算問題なんかずっとやっていなかったので、かなり苦労しました。なので早めの対策を勧めます。
◆小島 私は、SPI対策はやらなくていいと思いました。勉強してもできないものはできない。私は先輩にもらったSPIの本を1冊解いたんですが、結局あきらめました。書類選考でSPIを受けなければ次に進めない大手を志望しているなら、ちゃんと対策をとるべきだと思いますが、私のように大手にはこだわらなければ、SPIを受けなくてもいい会社はたくさんあるので、SPIの勉強をする時間があったら、ESを書き直したり、面接対策にあてた方がいいと思います。
◆東野 小島さんはSPI受けなかったんですか?
◆小島 受けました。テストセンターまで行ってきたけれど、結果はボロボロ。それでもSPIのあったI社で最終面接まで進めたので、やっぱり勉強しなくてもよかったんじゃないかと(笑い)。

−−小島さんの日記は6月終わりから7月下旬まで真っ白ですね。
◆小島 当時、内々定をもらって妥協し、就活をやめたので、「これでいいのかな」とずっとモヤモヤしていて、書く気がおきませんでした。内々定をもらったら、その会社のことをよく調べた方がいいと思います。私は転職サイトを調べました。実際に働いている人の声が書いてあります。そこではあまりいい評判が書かれていなかったので、もう一度就活をやり直そうと思ったんです。就活に失敗はつきものですが、変な妥協はしてはいけないと思いました。
父のカレーを黙っておかわり「ごめん」
−−2人とも、就活中に親とけんかすることが多かったそうですね。
◆東野 僕は寝てストレスを解消するタイプなので、疲れている時はお昼ごろまで寝て、そのあと起きてESとかを書いていました。それを知った父親が「ちゃんと就活やってるのか」と文句を言ってきたので、「ちゃんとやってるよ」と強く言い返して、それ以来、口をきいてません(笑い)。
◆小島 それ分かります。父親って普段家にいないですよね。遅くに帰ってきて「ちゃんとやってんの」と口を出されるのが一番頭にきました。口論こそしませんでしたが、ずっとイラッとしていました。
◆東野 うちでは週1回、父親がカレーを作ってくれるんです。普通は一皿食べるところ、ケンカをした次の週は黙っておかわりをしました。内心「ごめん」と思いながら。心配してくれているのは分かっていましたから。
◆小島 私も。就活ストレスでイライラしているから何かにつけてカチンとくるけれど、あとで「ごめんなさい」と思っています。
<「しゅーかつ日記・就活思い出話」はこれで終わります。次のシリーズは、リアル就活を闘う現3年生の就活日記です>