新卒最新!「新卒採用数が多い」200社ランキング トップ10にはメガバンクなど金融勢が並ぶ
採用スケジュールの変更が大きな混乱を招いた2016年卒の就活。長期間に及ぶ就活を経た学生も、4月には晴れて社会へと巣立っていく時期だ。一方で、2017年卒の就活は早くも始まっている。
就活生の皆さんは、業界・企業研究によって、志望業界・企業を少しずつ絞っている段階だろう。ただ、進めていくと、同じ「会社」なのに、一社ごとの個性や特徴が見えてくるはずだ。なかでも、採用人数に大きな差があることに気付くだろう。では、どの会社がどれくらいの人数を採用しているのだろうか。今回は、『就職四季報2017年版』から「新卒採用数が多い」上位200社を紹介しよう。
採用数が多いのは金融とメーカー
東洋経済が1月に刊行した『就職四季報2017年版』(総合版、女子版、優良・中堅企業版が発売中)には、個別企業ごとの働きやすさを表す指標や選考情報について、アンケートベースで集計のうえ、掲載している。今回、掲載項目の中から、「修士・大卒採用数」をもとに、ランキングを作成した。
集計対象は『就職四季報2017年版』掲載の1260社のうち、「修士・大卒採用数」(2016年4月入社)に有効回答があった1208社。調査時点は原則2015年9月のため、会社によっては、その時点での内々定者数や、予定数の場合があることをご了承いただきたい。また、条件付き回答の場合、注釈欄に記した。
採用人数1位はみずほフィナンシャルグループ(1920人)、2~3位には三井住友銀行(1800人)、三菱東京UFJ銀行(1300人)と3メガバンクがトップ3を独占する形になった。5位りそなホールディングスを含めると、トップ5のうち4社が銀行だ。
さらに、7位損害保険ジャパン日本興亜(771名)、9位東京海上日動火災保険(740名)、10位大和証券グループ(740名)など、損保や証券も上位にランクイン。トップ10のうち、実に7社が金融業界となった。
また、上位の顔ぶれを見ると、4位三菱電機(910人)、8位トヨタ自動車(745名)、11位東芝(680名)など、メーカーも多いことがわかる。トップ200社のうち、金融45社に対して、メーカーは62社と、社数対比ではメーカーに軍配が上がる。
大量採用にはワケがある!?
今回のランキングでは上位200社を紹介したが、ランキング圏外を見ていくと、採用人数10名以下の会社は94社。同じ1社なのに、採用人数に大きな差があることがわかるだろう。
では、たくさん採用する会社には、どういった理由や目的があるのだろうか、大きく3パターンに分類することができるはずだ。
まずは、そもそも会社の規模が大きく従業員も多いので、必然的に採用人数が多くなるケース。2つ目は、会社が成長途上にあり、事業を拡大するために積極採用を行うケース。そして最後は、大量離職を見越して大量採用を行うケースだ。
たくさん採用する会社ほど、内々定を手にするチャンスは多いはずだ。ただ、企業研究をおろそかにしている就活生ほど、「たくさん採用する会社イコール大きな会社」と短絡的に考える傾向がある。
さらに、いつの間にか「良い会社のはず」と解釈してしまう就活生が少なくない。そういう人ほど、「大量離職・大量採用」の会社にはまってしまう可能性が高いので注意してほしい。
2016年1月22日配信の「最新!『3年後離職率が低い』トップ200社」で紹介した3年後離職率や、従業員数など、『就職四季報』に掲載しているさまざまなデータを併せて確認することで、「大量離職・大量採用」の可能性はないか、今のうちに読み取っておくことが重要だろう。



