新卒採用「質より量」、企業3割が人数増やす 民間調査

新卒新卒採用「質より量」、企業3割が人数増やす 民間調査

人材サービスのディスコ(東京・文京)は2016年卒の新卒採用活動についてまとめた。「学生の質よりも採用予定人数の確保を優先」と考える企業の比率が5年連続で増加し、約16%にのぼることがわかった。採用計画人数は15年卒と比べて約3割が増やす方針だ。新卒市場が一段と過熱する見通しが鮮明になった。全国の有力企業約1200社を調査した。

新卒採用数を増やす企業の比率は5年連続で増えた。採用活動の方針では「採用予定人数の確保よりも学生の質を優先」すると回答した企業が8割以上あった。採用数優先の企業の比率も前年調査より約4ポイント増え16%となった。特に金融では約3割が「数を優先」する方針だ。

約8割の企業が経団連の活動指針よりも早く選考活動を始める方針であることもわかった。経団連は活動時期を遅らせる指針を昨秋公表した。広報解禁を大学3年生の12月から翌年の3月に、面接など選考の解禁を大学4年の4月から8月に遅らせる。