新卒16年春の新卒採用、「経団連ルール守る」28%に減少
2016年春の新卒採用で経団連が示した採用活動スケジュールを守ると答えた企業は28.6%にとどまることが、人材サービスを手掛けるディスコ(東京・文京)の調べでわかった。前年に守った企業の割合(55.1%)に比べ大幅に減る。今年から採用時期が前年より3、4カ月繰り下がる。採用期間の短期化に対応できず、早めに動く企業が増えそうだ。

新卒採用を予定する企業を対象に、14年11月19~26日にインターネットで調査。574社から回答を得た。
今年は採用の広報活動の解禁が3月から、面接など選考が8月からになる。実際に面接を始める時期について、前年と同時期の「4月」と答えた企業が23.5%と最も多く、「8月」(16.7%)、「5月」(16.0%)と続く。「時期は未定」との答えも14.8%あり、採用時期を巡って迷う企業も少なくない。
ディスコは「採用活動の短期化に対応できず、前年のスケジュールを踏襲する企業が多いのでは」とみている。学生側もインターンシップに参加するなど早めの準備が必要となりそうだ。