就職先選び 企業の職場環境に留意する学生多く

新卒就職先選び 企業の職場環境に留意する学生多く

大学生や大学院生が就職先を選ぶ際、職場の労働環境が良いか、早期退職率が高くないかなどの評判を気にする割合が高まっていることが、日本生命保険が11日までにまとめたアンケートで分かった。今年就職する学生のうち、評判を判断基準にした割合は76.5%に達した。

職場環境や早期退職の評判が気になったかどうか聞いたところ、「気になった」と答えたのは29.4%、「少し気になった」が47.1%となり、「あまり気にならなかった」「気にならなかった」の計23.5%を大きく上回った。

一方、既に就職している20代の社会人に同じ質問をしたところ、気になったと答えたのは民間企業で62.9%、官公庁では49.1%だった。

評判が気になったと答えた学生のうち52.9%が、評判を調べるため就職を目指す企業の名前と「ブラック企業」のキーワードでインターネットを検索していた。

交流サイト「フェイスブック」などで、企業に関する口コミ情報を収集した学生も48.1%に上った。いずれの割合も社会人より大きかった。

日本生命は「学生の関心が高まり、チェックのために具体的に行動している様子が読み取れる」と分析した。

調査は従業員千人以上の民間企業や官公庁に勤務、内定している20代の若者計1640人を対象に昨年7月にネットで実施。1043人から回答を得た。このうち大学生、大学院生は計136人だった。