高校生の求人倍率、4年連続で改善

新卒高校生の求人倍率、4年連続で改善

厚生労働省の発表によると、来春卒業予定の高校生について、7月末時点の求人倍率が改善したのは4年連続で、全47都道府県で前年を上回った。建設業を中心にした人手不足感の強まりが背景にあるという。

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全国の求職者数は前年同期比0.1%増の約18万6千人だったのに対し、求人数は同38.4%増の約23万8千人だった。

求人倍率を都道府県別にみると、東京(3.74倍)が最も高く、大阪(2.05倍)、愛知(1.91倍)、京都(1.85倍)と続いた。求人倍率が1倍を超えたのは29都府県だった。

都市部では改善が進むものの、福岡(1.15倍)以外1倍に満たなかった九州・沖縄を中心に地方はペースが遅く、地域差が目立った。最低は沖縄の0.49倍。東日本大震災の被災地3県は、岩手が1倍、宮城1.60倍、福島1.25倍で、いずれも1倍に達した。

業種別では、建設業の求人が3万1783人で前年同期比50.6%の増加。卸・小売業は2万7770人で同45.3%増、製造業は7万5298人で同37.5%増となった。

15年3月に卒業する高校生への企業の採用活動は今月16日に解禁される。15年3月卒業予定の中学生の求人倍率は0.41倍で0.04ポイント上昇した。