新卒学生の志望度を下げてしまう選考官の言動?学生のリアルな声から採用を見直してみよう
こんにちは!HR NOTE編集部の須田絢香です。
以前、書いた記事『学生が内定承諾をする最後の決め手とは?就職活動を終えた学生に本音を聞いてみた』で、学生から就職活動に対する本音を調査していた時に、面接官の細かい言動や、やり取りを根に持っているんだなと感じました。
そこで今回は、以前よりもさらに詳しい学生の志望度に影響する面接官の言動を18卒の学生に聞いてみました。
学生の個人差によるものが大きいですが、リアルな声を集めてきましたので、選考辞退や志望度の低さに課題を感じている採用担当者様に必見の記事です。
学生の志望度を下げてしまう言動

「自社に自信があるのはいいが別企業や別の業種を小馬鹿にする発言をしていて、反論をしたら落とされた。」
学生の志望度を上げる意見として多くあげられたのがこの「別の企業を落とす発言」。
「自社に自信を持っているんだ」と受け取る学生もいましたが、あからさまに他社を落とすような発言の場合、真否に関わらず多くの学生が不信感を抱くようです。「○○社は○○の強みを持っているけど、うちには○○社にない□□という強みがある」という情報提供程度に留めておいた方がよさそうです。
面接回数の多い会社の面接官に、一人はいそうな自分語りが多い面接官。次回の面接まで通してもらえて嬉しい反面、選考が適当なのではないかと思う学生もいるようです。
「面接後、LINEのIDを聞かれ、会社とは関係のないことで連絡が来た」
「面接中に恋愛経験に関する質問を掘り下げて聞かれた」という学生がいました。緊張をほぐそうとしてくれようと、冒頭に少しプライベートな話をするのなら多少は我慢できますが、恋愛面はかなりプライベートなことなので、学生はあまり聞かれたくはないみたいです。
また「面接後LINEでご飯に誘われた」という人も。もしかしたらメンターになってくれようとしたのかもしれませんが、その学生は面接官に対して不信感を抱いたそうです。
SNSは個人の性格や生活を表す鏡です。最近はFacebookなどのSNSを介して企業の社員とつながる学生も増えてきています。
SNSの投稿を通して学生の本当の人間性を見たいという方も多いでしょうが、学生の交友関係などプライベートの情報が多いのであまり干渉しない方がいいかもしれませんね。
「『片親は承認欲求が強いから』と言われてしまった。他にも自分や自分の発言を全部否定された面接で結果合格。ストレス体制を見ていたのかもしれないが、断った」
「浪人時代に対して『国立諦めて私立行きなよ』という意見。学費の問題もあるのに」
誰でも嫌な気持ちになる質問をされると、当たり前ですが志望度がかなり下がるそうです。面接官の印象は、企業の印象も左右します。
ストレス耐性を見るにしても、過剰な発言は控えた方がよさそうですね。
意外にも「自分を動物に例えると?」「貯金はいくら?」などの変わった質問に対して志望度が下がるという意見は見られませんでした。
人間性を疑うような質問でない限り、受け答えの態度や思考・頭の回転などを見られているのではないかと割り切っているようにも見えました。
ほか、足を組む、時計ばかり見る、ESしか見ないという態度が気になるという学生の意見もあげられました。
学生の志望度が上がる言動

「『個人的に一緒に働きたい』と言ってもらえた。選考途中の励みになった」
学生時代に頑張ったことに対して「その理由は?」と形式的に質問する面接官が多い中、興味を持ち褒めてくれた面接官がすごく印象に残っている、という意見があげられました。
当たり前ですが、就活生は社会人に認められると嬉しいもの。
選考のための質問だけではなく、人として興味を持ってもらえると嬉しいようです。
「別の企業の選考に対しても、『頑張って!』と応援してくれた。その企業と迷う際にも真剣に相談に乗ってくれた」
たしかに、選考過程を最後まで見守ってくれる担当人事がいい人であればいい人であるほどやる気もわきますよね。以前書いた「学生の内定承諾の決め手」に関する記事にも書いたように、担当人事の存在は志望度や承諾に大きい影響を及ぼすようです。
学生の志望度が上がる言動に対して、あまり際立ったエピソードを聞き出すことはできませんでしたが、親切な対応をしてもらえた、意見を尊重してもらえた、など学生は心に留めているのですね。
ほかにも「意外?」な意見として担当人事がイケメン・美人ということも志望度を上げる効果があるようです。
ちなみに、学生の間では「広告系の人事はスレンダー美人が多い」という定説があります(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
面接官一人一人の言動が学生の志望度に大きく影響するということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
学生の志望度を下げる言動に対しては、聞いているこっちも嫌な気持ちになりますよね。
「学生の好感度を上げよう!」と意気込むことはしなくても、学生に対して上記のような態度をしないように心がけ、学生としっかりと向き合うだけで学生からの印象が大きく変わるのではないでしょうか。