新卒学科試験を受けて入学した学生のほうが内定率は高い
株式会社マイナビは、同社が運営する進学情報ポータルサイト『マイナビ進学』と就職情報サイト『マイナビ2014』の合同特別調査として、2014年卒業予定の大学生・短大生・専門学校生・大学院生(『マイナビ2014』会員)を対象とした「就活を経験して振り返る、自身の進路選択調査」を初めて実施した。調査の結果、学科試験を課される入試方式で入学した学生のほうが内定率が高い傾向にあることがわかった。
まず、「現在在学中の大学・学校には、どのような入試方式で合格しましたか?」を尋ねたところ、「一般入試」と回答したのが全体で51.0%と、半数を超える結果となった。学校種別で見ると、大学で最も多かったのは「一般入試」(50.8%)で、短大では「推薦入試(指定校)」(40.8%)、専門学校では「AO入試」(36.9%)となった。
続いて、現在、内定を保有する学生の受験時の入試方法と内定率を見てみると、「一般入試」で入学した学生の63.1%、「センター試験利用入試」で入学した学生の56.9%が内定を得ているのに対し、「推薦入試」で入学した学生の51.6%、「AO入試」で入学した学生の43.6%と、入学時に学科試験を課される入試方式を選択して入学した学生が内定を得ている割合が高い傾向が見られた。
また、オープンキャンパスへの参加経験を尋ねたところ、「1校」以上と回答した割合が82.7%を占め、志望校検討の際のオープンキャンパスへの参加が一般化していることが改めて裏付けられた。参加理由では「もともと自分で参加しようと思っていた」が最も多く58.2%と、自発的に参加していたことを表している。
在籍している学校のオープンキャンパスへの参加については、短大・専門学校生の85%以上が参加したのに対し、大学生は6割弱に留まった。オープンキャンパス参加後の志望度の変化については、6割以上(62.6%)の学生が「志望度が強くなった」(強くなった+やや強くなった)と回答。特に短大・専門学校生が、大学生と比較して、志望度が強まる傾向が見られた。
■志望校検討の際に重視するポイントは「入学前」と「就活経験後」で変化。就職実績やサポートの充実以外にも「学生の質」「教養」などをより重視する傾向に
志望校検討の際に重視するポイントについて、大学生の「入学前」と「就職活動経験後」を比較したところ、「校風・雰囲気がよい」(入学前:36.7%、就活後:24.2%)「学びたい学部・学科・コースがある」(入学前:66.9%、就活後:53.7%)が減少し、「大手有名企業への就職実績がよい」(入学前:4.8%、就活後:22.9%)「就職サポートが充実している」(入学前:8.5%、就活後:45.2%)が大幅に上昇した。
特に、「就職サポートが充実している」については、大学・短大・専門学校の回答がいずれも就職活動経験後に20pt以上上昇しており、就職活動の際のサポートがいかに必要とされていたのかを物語っている。その他では、「在学生の質が高い」「教養が身につく」「勉強するのによい環境である」などがいずれも就職活動経験後に上昇しており、入学後および就職活動を経験して、それらが重要であることを実感したことを表している。