今春の新入社員、「ほどほど志向」 「人並みに働く」53%

新卒今春の新入社員、「ほどほど志向」 「人並みに働く」53%

日本生産性本部などが今春の新入社員を対象に実施したアンケートで、「人並みに働けば十分」と答えた人が昨年より3ポイント増え、53%に上ったことが27日までに分かった。「人並み以上」は3ポイント減の40%だった。調査担当者は「終身雇用が崩れ、会社のために頑張っても見返りがはっきりしない」との意識が「ほどほど志向」につながったとみている。

目指すポストは「主任・班長」が10%で、10年前の調査と比べ5ポイント増と最も伸び率が大きかった。逆に「専門職」(20%)、「社長」(14%)は6~7ポイント減り、昇進やスペシャリストへの志向が希薄な新入社員像が浮かんだ。

勤務地の希望について初めて聞いたところ、「できれば地元で働きたい」は65%。「海外勤務があれば行ってみたい」は46%にとどまり、地元志向も鮮明だった。3~4月に生産性本部などの研修に参加した企業の新入社員約2200人を対象に実施した。