ファストリ、インターン採用 世界で 最長3カ月かけ人材見極め

新卒ファストリ、インターン採用 世界で 最長3カ月かけ人材見極め

ユニクロを運営するファーストリテイリングは日本をはじめ16カ国・地域でインターンシップ(就業体験)を実施する。100人超に最長3カ月程度、研究開発やマーケティングなどの部門で業務に就いてもらう。優秀と判断すれば採用も検討する。成長の軸足を海外に求める中で、グローバル基準に沿った仕組みを導入して人材確保を急ぐ。

日本や中国、米国、英国などの本部で1~3カ月間手掛ける。IT(情報技術)や広報、企業の社会的責任(CSR)といったほぼすべての部門で受け入れる。各国の大学や大学院、短大、専門学校の学生や、卒業後3年以内の人が対象で、日本、海外それぞれ50人超を予定している。

勤務時間は柔軟に対応し、参加者には時給1000円程度の給与も支給する。10日に日本で募集を始め、書類選考や面接を経て、4月から仕事を始めてもらう。その他のエリアにも順次拡大する。仕事ぶりを評価した受け入れ先の部署が希望すれば、採用も検討する。現在は国内の学生を1週間程度海外に派遣する制度を用意しているほか、採用の選考過程で1~2日間仕事を経験させることがあった。

インターンシップは欧米では採用活動の一環との位置づけで、期間も1カ月を超える。日本では1~数日がほとんどで、国は採用と結びつけないよう要請している。経団連非加盟のファストリの動きは、日本方式の見直しにつながる可能性もある。