多様な人材を確保 IT企業で新卒一括採用廃止の動き

新卒多様な人材を確保 IT企業で新卒一括採用廃止の動き

多様な人材を確保するため、IT企業の間ではこれまでの新卒一括採用を廃止するなど採用方法を見直す動きが広がっています。

大手IT企業のヤフーは、ことしから新卒一括採用を廃止し、30歳以下を対象に年間を通じて社員を募集しています。この会社は海外留学などによって4月採用の就職活動に参加できない学生を確保するのが狙いだとしていて、人材開発本部の斎藤由希子本部長は「多様な価値観や経験を持った学生を採用していきたい」と話しています。

また、楽天は、システム開発を手がける技術者などを対象に去年、新卒一括採用を廃止し、年間を通じた採用に切り替えることで外国人の採用を増やしたいとしています。

一方、企業の新卒一括採用の廃止の広がりを受けて、転職サイトなどを運営するビズリーチは先月、大学1年生の時からネット上で希望する企業のOB、OGを紹介するサービスを始めました。全国12の大学出身の1万2000人が登録されていて、すでに9000人の学生が会員になっているということで、2年生の男子学生は「自分もそうだが、周りにも早い時期からOB訪問に動きたい人は多い」と話していました。この会社の南壮一郎社長は「短期間で企業を見つけるのではなく、早い段階から自分がどんな仕事をしたいか考えてほしい」と話しています。