総合共同印刷、通販の人材育成講座 販促や客対応など
共同印刷は通信販売企業の業界団体と連携し、人材育成講座を共同開発する。通販企業の従業員や新興企業向けに人材教育サービスを提供して側面支援する。今後はインターネットを活用した販促支援なども検討する。
新たに始めるのは、通信販売の知識や事業モデルを学ぶ講座。内容は業務の手順、販促の手法、関連する法制度、コールセンターの顧客対応など。座学形式で1~2日受講する。対象は若手の従業員のほか、新たに通販を始めた食品・日用品メーカーの担当者を想定している。
講座の内容は、通販業務の検定事業を手がける通販エキスパート協会(東京・千代田)と共同開発した。協会が実施する「通販エキスパート検定」は毎年1300人が受検している。
共同印刷は通販のカタログ、チラシなどの印刷を中核事業にしており、人材育成の支援を通じて一段の需要拡大を狙う。通販関連の周辺業務の受託も強化する方針で、例えばカタログ誌面をスマートフォンで撮影すると商品説明の動画が流れたり、電子商取引サイトにつながって直接買い物ができたりするサービスの開発を進める。
日本通信販売協会によると、2012年度の国内通信販売市場は前年度比6.3%増の5兆4100億円で、14年連続で増加している。