総合リクルート純利益4%減、投資かさむ 4~9月
リクルートホールディングスが13日発表した2014年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比4%減の284億円だった。通期予想に対する進捗率は43%。利益への寄与度の高い販促メディア事業で、成長に向けた投資費用がかさんだ。主要3事業とも増収となったが、利益面では重荷となった。同社が10月に上場して以来、決算発表は初めてとなる。
売上高は10%増の6173億円、営業利益は3%減の534億円だった。事業別売上高は、国内外の企業にスタッフを派遣する人材派遣事業が11%増の3281億円。就職情報「リクナビ」などを運営する人材メディア事業は18%増の1368億円、結婚情報誌「ゼクシィ」などを手掛ける販促メディア事業は3%増の1579億円だった。
事業別利益はEBITDA(利払い前・税引き前・償却前利益)のみ公表した。先行投資がかさんだ販促メディアが4%減の438億円の一方、人材派遣は13%増の189億円、人材メディアは12%増の322億円だった。
15年3月期通期の業績見通しは、公表済みの従来予想を据え置いた。純利益は前期比1%増の660億円、営業利益は3%増の1210億円、売上高は8%増の1兆2900億円を見込む。今期の年間配当を47円(株式分割を考慮した前期実績は26円)とする計画も変更しない。
併せて、保有する自社株の一部を21日付で消却すると発表した。消却前の発行済み株式数の1.52%に当たる871万900株を消却する。消却後の自社株は62万6000株となる。