7月の所定内給与、確報は0.3%増 現金給与総額は2.4%増

総合7月の所定内給与、確報は0.3%増 現金給与総額は2.4%増

厚生労働省が18日発表した7月の毎月勤労統計調査(確報、従業員5人以上)によると、基本給や家族手当などの所定内給与は前年同月比0.3%増の24万1750円だった。増加は2カ月連続で、東日本大震災の反動で伸びた2012年3月(0.4%増)以来2年4カ月ぶりの高い伸び率となった。今年の春季労使交渉で、大手企業を中心に基本給を底上げするベースアップ(ベア)が広がったことが寄与した。

従業員1人当たり平均の現金給与総額は2.4%増の36万9097円と、1997年1月(6.6%増)以来17年6カ月ぶりの高い伸び率だった。プラスは5カ月連続。企業業績の回復などで夏のボーナスにあたる特別給与が7.3%増の10万7807円と大幅に伸びたことを受けた。残業代など所定外給与が3.6%増の1万9540円だったことも寄与した。

一方、現金給与総額から物価上昇分を除いた実質賃金は前年同月比1.7%減と、13カ月連続で減少した。