職場の若手社員に求められる「リアクション力」

総合職場の若手社員に求められる「リアクション力」

働く大人を応援する「ダイドー働く大人力向上委員会」では、職場のコミュニケーションに関する実態を明らかにするため、20代~50代の働く男女1000名を対象に「職場コミュニケーションに関する意識調査」を実施した。調査の結果、若手社員に不満を持っている人はなんと6割以上に及ぶことがわかった。

職場の若手社員に求められる「リアクション力」
リアクションがよい若手社員をどう思うか、聞いた結果。

■新入社員に対して約5割が不安を感じている

「今年4月に入社した新入社員に対して不安を感じますか」と聞いたところ、「とても不安に感じる」(9.7%)、「どちらかといえば不安に感じる」(37.0%)と、約5割(46.7%)の人が新入社員に対して不安を感じていることが分かった。具体的にどのような点に不安を感じるか聞いたところ、「何を考えているかわからなさそう」(40.0%)が1番多く、次いで「上手くコミュニケーションがとれなさそう」(38.8%)という結果に。

新入社員とのコミュニケーションに対して、不安を抱えている既存社員が多いという結果が明らかとなった。特に30代・40代女性の5割以上が、「不安を感じる」(「とても不安に感じる」「どちらかといえば不安に感じる」)と回答。中でも、30代女性の64.4%に対し、30代男性は46.4%と、男女別では大きな差となった。

■6割以上が若手社員に不満を持っている

若手社員に対する不満要素の有無、また不満要素について聞いたところ、不満点として1番多く挙げられた回答が「指示するまで動かない」(26.9%)、次いで「何を考えているかわからない」(24.7%)、「反応が薄い」(24.6%)という結果に。

また6割以上の人が若手社員に対して不満を持っているという実態が明らかとなった。この結果から、多くの先輩社員たちが若手社員に対して、ビジネスマナーなどではなく、「何を考えているかわからない」や「反応が薄い」といった、“リアクション不足”に不満を持っていることがうかがえる。

■9割以上が仕事でリアクション力が必要だと感じている

若手社員に対して、リアクションに関する不満を持っている人が多数いることが明らかになったところで、仕事において“リアクション力”が必要だと感じている人はどの程度いるのだろうか。「仕事において、リアクション力は必要だと感じますか」と聞いたところ、「必要だと感じる」(27.5%)、「どちらかといえば必要だと感じる」(63.5%)と、仕事で“リアクション力”が必要だと感じている人が、9割以上いることがわかった。

さらに、上司、同僚、取引先等の人のジョークやダジャレへの対応に困った事があるか聴いたところ、20代・30代の男女や40代の女性の半数以上が「困ったことがある」(「頻繁にある」「時々ある」)と回答。一方、40代・50代の年配の男性や50代の女性の半数以上は「困ったことがない」(「あまりない」「全くない」)と回答。

この結果から若い社員や女性のリアクション不足が明らかに。実際にどのような時に困ったのかアンケートを取ったところ、プライベートな話や、下ネタ、つまらないギャグや人の悪口・噂話でリアクションに困ったことがあると回答した人が多数となった。

■リアクションが良い人と「一緒に仕事をしたい」と思っている人が約9割

「若手社員・新入社員がリアクションが良いとその社員の印象は変わりますか?」との質問では、リアクションが良いと「印象が変わる」(19.0%)「どちらかというと変わる」(64.7%)と、8割以上の人がリアクションによって印象が変わると回答。リアクションの善し悪しが、印象を大きく変えるようだ。

続いて「仕事において、リアクションが良いとどのように思いますか?」と聞くと、1番多かったのが「一緒に仕事をしたい」で「思う」(27.9%)、「どちらかというと思う」(60.1%)で、88.0%の人がリアクションが良いと一緒に仕事をしたいと思うようだ。次は、「食事・飲みに連れていきたい」で、7割以上の人がリアクションが良いと食事や飲みに連れていきたい思っていることがわかった。

ほかには「大事な仕事・プロジェクトを任せたい」や「取引先との接待に連れて行きたい」という人も6割以上存在。リアクションが良いと、他の社員からの印象が良くなるだけでなく、仕事面でも様々な恩恵を受ける可能性がある「恩恵男子」のようだ。

■リアクションが良いとデートや遊びの誘いが増える

「異性に対してリアクションが良いとどのように思いますか」と質問したところ、20代男性の7割以上が「食事・飲みに行きたい」と回答。また、「プライベートでも遊びたい」「デートに誘いたい」という項目に関しても、「誘いたいと思う」「どちらかというと誘いたいと思う」と回答している20代男性が約4割~半数という結果となった。返答やリアクションが良い女性は、男性からの誘いや出会いの機会も多くなる、「誘われ女子」のようだ。

さらに社内や取引先など、仕事を通じて恋愛経験があるか男女別に聞いたところ、男性は35.6%、女性では46.2%の人が現在、または過去に仕事を通じた恋愛経験があることが明らかに。仕事関係の恋愛は女性が多く経験している一方、今後してみたいという願望に関しては男性の方が高いという結果が明らかになった。

恋愛とリアクションの関係について明らかにするべく、仕事がきっかけで恋愛関係に発展した人に、「その相手はリアクション上手か」と聞いたところ、男性では75.8%、女性では73.2%の人が、“相手はリアクションが上手”と回答。リアクション上手は、“モテ”の大きなポイントと言える結果となった。