総合社員のエンゲージメントを高めるには? 成功企業の表彰式が開催
リンクアンドモチベーションが「モチベーションカンパニーアワード2022」「モチベーションチームアワード2022」を開催、企業と従業員の相互理解や相思相愛の度合いを偏差値化した「エンゲージメントスコア」が高い企業や部署を表彰した。
本稿では、従業員2,000名以上が対象となる大手企業部門の表彰をレポートする。
初の殿堂入りが決定
14回目となる今回の表彰式は、コロナ禍の影響もありオンラインでの開催となった。
主催となるリンクアンドモチベーション 代表取締役社長の坂下秀樹氏は「日本の課題である労働人口の減少や近年注目されている人的資本経営の開示など、人事などの分野を超えた経営のテーマとして話を聞いてもらえるのではと思っています。ぜひ、日本のリーダーシップの役目を果たしていただきたい」と冒頭であいさつした。
大手企業部門では、エンゲージメントサーベイを実施した企業の中で、特に高いスコアだった組織を表彰している。
その指標となるエンゲージメントスコアは、組織の状態をはかる”ものさし”で、2000年にリンクアンドモチベーションが開発。約8,470社、237万人のデータベースを基に算出している。その中でも、特にスコアが高かった10社を受賞企業として表彰した。
10~3位までの企業は下記の通り。
10位はスーパーマーケットを中心とした小売り流通業を展開する「フレスタ」、9位はローン事業、クレジットカード事業、信用保証事業を展開する「アコム」、8位はパチンコ、ボウリング、アミューズメント、シネマなどレジャー関連の経営などを多角的に手掛ける「マルハン北日本カンパニー」、7位にクラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネスなどを展開する「日本ユニシス」、6位は「マルハン東日本カンパニー」だった。
また、5位に病院経営、専門医療、美容医療、商品開発、保険診療から自由診療までのトータル医療サービスを経営する「SBCメディカルグループ」、4位は総合商社の「丸紅」、3位に医療用医薬品、食品素材・食品添加物、動物用医薬品等の製造および販売を手掛ける「大日本住友製薬」となっている。
そして、上位2企業は受賞者による挨拶も行われた。まず、2位は損害保険業の「東京海上日動火災保険」が受賞。
人事部の担当者は「保険という形のない商品を取り扱うため、人が何よりも大切な財産。会社が持続的に成長していくためには、社員の働き甲斐の向上や組織の活性化が何よりも重要です。各組織の課題を網羅的に把握し、タイムリーに解決していく施策は、当社の目指す方向性への実行性を強く感じています。今後も、真に必要とされるよい会社を目指すために、活用していきたいと思います」とあいさつした。
さらに、1位の食料品スーパーマーケット、生鮮特化型業務スーパーを運営する「佐竹食品グループ」は、5年連続で1位を獲得。今回から導入される殿堂入り制度の最初の企業となった。
殿堂入り制度は、今後3年連続で1位となった企業は殿堂入りとなり3年間ランキング対象とならなくなる。
