「働きたい」未就業者の7割が、学び直しを必要と感じていることが明らかに

総合「働きたい」未就業者の7割が、学び直しを必要と感じていることが明らかに

株式会社リクルートジョブズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:葛原孝司)の調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」は、2018年9月28日、「学び直しに関する調査」について、働きたい未就業者にフォーカスし、学び直しについての関心度合いや意識をレポートした結果を発表した。

同調査によると、これから「働きたい」という就業意向がある未就業者の7割が、学び直しを「必要」と感じていることがわかった。以下、リリースより。

これから働きたい未就業者は7割が学び直しを「必要」と感じている

人生100年時代といわれるなかで、注目される「学び直し」。その実態と意識について調査したところ、一番その必要性を感じているのは、「働きたい」と就業意向がある未就業者でした。(正社員60.3%、パート・アルバイト52.7%に対し、75.7%)

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ここでは、調査結果の一部より、「働きたい」未就業者の学び直し実態についてご紹介します。

最近1年以内の取り組みについて聞くと、 「専門書、問題集などによる独学」や「スクール・教室などに通学」などの「何らかしたことがある」と回答した「働きたい」未就業者は15.8%でした。正社員30.0%よりも低いことがわかります。必要性は感じているが、取り組みは少ないのが実態です。

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その理由は「何かしたいと思うが、何をしたらよいのかわからない」が3割を超え、「費用」と同程度に大きな理由となっています。未就業者は就業者以上に、学び直しをするきっかけが難しい状況がうかがえます。

人材不足が続くなか、企業は「学び直し」ができる職場づくりをすることで、学ぶ意欲のある新たな人材を獲得できるのではないでしょうか。

調査概要

【調査目的】学校卒業後の学び直しに関する状況の把握、学び直しのきっかけや阻害要因の考察
【調査期間】 2018年3月23日~2018年3月25日
【対象者条件】全国、20~69歳の男女 ※年齢(10歳刻み)×性別に10セルで割付回収
【有効回答数】1800

調査結果の詳細:http://jbrc.recruitjobs.co.jp/data/data20180928_945.html

商品知識をスマホ学習、資格取得支援はパート・アルバイトも対象

最近では、未就業から働き始める人でも自信をもって働けるように、仕事に関する知識・スキル、資格等の学習をサポートする取り組みに力を入れている企業もでてきています。

株式会社ココカラファイン(ドラッグストア)では、eラーニングを全従業員に提供し、風邪など季節に応じた情報や医薬品・健康食品・化粧品の商品知識等もスマートフォンで学習できるようにしています。
また、登録販売者やホームヘルパー等の資格は、研修会や継続学習の機会をパート・アルバイト(希望者)も対象に取り組み、企業ミッションである「社会に必要とされる優れた人財を育成する」を実践しています。

パートとして入社し、「もっとお客様と話せるようになりたい」というきっかけから、子育てと仕事を両立しながら資格取得したスタッフとその職場について取材ました。

人材活用事例 掲載はこちら:http://jbrc.recruitjobs.co.jp/case/case000946.html

求人広告でも、学習機会の提供を打ち出す表記が見られる

「自分らしく」働く求人・転職情報サイト『はたらいく』に掲載の求人広告の中にも、未就業で働くことの不安を払しょくするため、就業した後に積極的な学習機会を提供していることを打ち出す表記が見られます。

たとえば、「業務に関わる資格取得支援として、費用を会社側で負担し、スキルを磨くことができる」「ベテラン社員とキャリアの浅い社員でペアを組みながら仕事をすることで未経験でも専門知識を素早く吸収できる」「スキルアップや新たな知識の吸収のため、事務所内において希望者を対象に勉強会を開催している」など、各企業がさまざまな工夫を行っているようです。

企業側も賃金などの労働条件以外の魅力として、「学び直し」ができる職場であることを積極的に打ち出していくことで、意欲ある人材の獲得に目を向けているようです。