学生就業スタッフが昨年対比 約2倍に。「多様な働き方ブーム」で短時間就労ニーズ増の兆し

総合学生就業スタッフが昨年対比 約2倍に。「多様な働き方ブーム」で短時間就労ニーズ増の兆し

ファッション・コスメ業界に特化した人材会社iDA(アイ・ディ・エー、代表取締役社長加福真介)は、2017年3月~2018年2月までの、学生派遣スタッフが、2016年3月~2017年2月までの、およそ2倍となりましたことをお知らせします。要因として、

1/「多様な働き方」を推進し産休・育休を取得する社員の休暇期間の労働需要が高まった。募集が増えたことから就業者も増えた
2/学生は、バイトより時給がいいことから派遣を選んでいる。

などといった理由であると考えております。特にコスメ業界では「サポート業務」の増加から、短時間業務ニーズが高まっています。

背景①「お仕事募集ニーズ増加」

iDA 取締役 浮田勝弘
「ブランド企業で「多様な働き方」を推進し、産休・育休を取得する社員の休暇期間を補填する労働需要が高まっています。これまで学生スタッフは、就業時間が限定されることから就業に結びつかない場合も多くありました。しかし需要に合わせた人材が集まらず、夕方以降のみ勤務・週半分勤務もOKなど、人選基準が下がっています。」

背景②「学生の就労イメージ変化」

iDA マーケティングdiv.ディレクター 渡邊 佑樹
「就職に有利になるために、学生時代から就職希望のブランドで働くという学生もいますが、実はこの層は、一定層いるものの増えている印象はありません。バイトより時給がいいことから派遣を選んでいることに加え、派遣で働くイメージ自体にネガティブなイメージを持っていないのではないかと推測します。今後学生スタッフは更に増加するのではないかと分析しています。」

特にコスメ企業で顕著

iDA 営業推進本部 SP div.マネージャー 角田 睦美
「コスメ企業は特に雇用の確保に敏感で、多様な人材を活用するため、週2~3勤務希望や夕方のみの勤務希望なども受け入れる体制を積極的に整備している印象があります。就業後も、まずサポート業務※1に就いて頂き、双方の同意があれば美容部員として就業頂くなど、学生側もブランド側も、メリットがあるように利用しています。上手に活用されている企業は、売上も伸びていらっしゃるように思われます。」

就業者例

①外資系ラグジュアリーファッションブランドに販売スタッフとして勤務する鈴木さん(仮名)
都内の4年生大学に通う大学4年生の男性。週3日勤務。シフト制で週3日勤務し、大学の授業終了後、15時や17時~21時(百貨店close時間)までと、土日に勤務。就職活動を終え、卒業までの期間働いていました。

②外資系コスメブランドに美容部員として勤務する佐々木さん(仮名)
美容専門学校の週3日コースに在学する女性。ショッピングセンター内の店舗にて、美容部員として週3~4日勤務しています。今後就業を続け、社員化を希望しています。

③国産コスメブランドにてサポート業務をして勤務していた石濱さん(仮名)
都内の1年制の美容専門学校に在学していた女性。平日は木金17時以降、土日はフル勤務でサポート業務をおこなっていました。国産コスメブランドに就職を目指していたものの落ちてしまい、そのままiDAから就業。卒業後、美容部員として活躍、今後試験を受け、再度正社員化を目指します。

※1 サポート業務
店舗において、接客を行う販売員、美容部員を補佐する役割として、販促品を作る業務、アテンド業務、店頭全般の総務全般行う付帯業務などがあります。これまでは販売員、美容部員が掛け持ちで行っていましたが、このほど分業化が進んでおり、接客業務とサポート業務を分けるブランドが増えてきました。

※表詳細
調査期間/2016年度…2016年3月1日~2017年2月29日、2017年度…2017年3月1日~2018年2月29日
調査方法/株式会社iDA 全国の就業スタッフの中で専門学生・短大生・大学生の、1ヶ月あたりの就業人数を合計。
※長期勤務…1ヶ月間、週5回をベースに就業する派遣スタッフ
※ハーフ勤務…週3回以下を目安に就業する派遣スタッフ