企業で働く障害者 過去最多40万人も3割の企業は雇用せず

総合企業で働く障害者 過去最多40万人も3割の企業は雇用せず

障害者の雇用が義務づけられている、全国およそ9万社の民間企業で働く障害者は40万人で、これまでで最も多くなりました。その一方で、およそ3割の企業は障害者を1人も雇用しておらず、厚生労働省は「雇用促進に向けた指導や支援を行っていきたい」としています。

従業員が50人以上の民間企業は、障害者雇用促進法で従業員の2%は障害者を雇用するよう義務づけられています。この対象となる9万1000社余りについて、厚生労働省がことし6月時点の障害者の雇用状況を調査した結果、人数ではおよそ40万6900人と去年のおなじ時期よりも2万人余り増え、過去最多を更新しました。

しかし、2%の雇用率を守っている企業は全体の5割にとどまり、およそ3割の2万6600社余りは障害者を1人も雇用していませんでした。そのほとんどは従業員が50人以上300人未満の中小企業でした。

厚生労働省は「障害者の雇用は着実に進展しているが、まだ1人も雇用できていない企業も少なくない。引き続き厳正な指導や雇用の促進に向けた支援を行っていきたい」としています。