総合転職意向のある若手ビジネスマンは約4割、明確なキャリアプランを持っている人は一握り
氷河期と言われた就職活動を乗り切り、社会へ出た現代のビジネスマン。彼らはどのようなライフスタイルを望み、キャリアパスを描いているのか。株式会社クロス・マーケティングは、関東(一都三県)と関西(二府二県)に在住する25~34歳男性を対象に、「社会人男性のキャリアパスに関する調査」を実施した。調査の結果、明確なキャリアプランを持っている人は一握りで、物事への興味・関心は広く持ちつつも、行動に移す意識は控えめであることがわかった。また、転職検討度は全体で約40%、その中で転職経験者の転職検討度は約53%という結果となった。
今回の調査では、若年層のキャリアパスを把握するにあたって仕事や生活に対する意識について質問をし、質問項目から9つの因子を抽出。その因子に対する反応から、以下の4つのタイプ(クラスター)に定義付けした。
◎グローバルリア充層(15%)
仕事も私生活も楽しむことが第一で、グローバル志向も高い。やりがいもあるが意識が高い故に悩みも多い。
◎保守的ガラパゴス層(22%)
転職意向は低く、現在の職場で勤め続けたいと考えている。成長はしたいが、安定的な生活を望む。
◎堅実プラスアルファ憧れ層(53%)
広い分野に興味を持つ半面、仕事にやりがいや面白さは必要としない。与えられた仕事はきちんと行う。
◎無関心ほどほど層(10%)
全体的に関心が薄く、やりたくない仕事はしたくない。現状維持を求める。家庭を持つことにも消極的。
各クラスタ―のボリュームとしては、“堅実プラスアルファ憧れ層”が53%で全体の半数以上を占めており、他のクラスターと比べて一番割合が高いことがわかった。また“堅実プラスアルファ憧れ層”は仕事やキャリアに対する意識が全体的に低く、「仕事の不安や悩みはない」の項目に関しては他のクラスターの中でも特に多いことが判明。
また、全体の約半数はこれまでに転職を経験したことがない人たちで、現在の転職意向でも、転職を考えていない人が約6割を占めていることがわかった。その中でも転職経験者は一度経験をしているためか、今後の転職に対しても抵抗感が低い傾向が窺える。
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング アンケートモニター使用)
調査地域:関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)
調査対象:25~34歳の男性、フルタイムで勤めている人(正規・非正規問わず)
調査期間:2014年6月20日~6月23日
有効回答数:1000サンプル