新労働時間制で働きたい人 たった2割

総合新労働時間制で働きたい人 たった2割

政府が創設を目指す、働いた時間ではなく成果に応じて報酬を決める新たな労働時間制度で働きたいと考える人は、労働者の2割にとどまることが調査機関のアンケートで分かりました。

アンケートは、社団法人「日本能率協会」が先月、企業などで働く20歳から69歳の男女を対象に行い、1000人から回答を集めました。
それによりますと、働いた時間ではなく成果に応じて報酬を決める新たな労働時間制度について、「働きたい」と答えた人は19.7%と全体の2割にとどまりました。
これに対して、「働きたくない」は24.8%、「どちらとも言えない、分からない」は55.5%でした。
ただ、新制度の対象とすることが検討されている年収1000万円以上の人に限れば、「働きたい」が34.6%、「働きたくない」が26.9%と「働きたい」と答えた人が上回っています。
また、新制度の印象を複数回答で聞いたところ、「努力しても成果が出るとは限らないので報われない」が25.3%、「成果の客観的な評価基準がないので不安」が24%とマイナスの印象が上位を占めました。
日本能率協会の曽根原幹人センター長は「新制度については労働者の不安が強く、生産性を高める働き方や成果をきちんと評価できる仕組みを研究する必要がある」と話しています。