転職サイト、女性管理職に照準 即戦力を企業に仲介

女性雇用転職サイト、女性管理職に照準 即戦力を企業に仲介

ベンチャー企業が管理職の女性に照準を定めた転職サイトに力を入れる。転職支援のビズリーチ(東京・渋谷)は29日、課長級などの女性を対象としたサイトを開設する。同業のLiB(同)は勤務できる時間などの条件を細かく指定できるサイトの運用を始めた。

これまでの一般的な転職サイトは主に男性の求人情報を掲載してきた。政府が「2020年までに指導的地位の30%以上を女性にする」という目標を掲げるなか、企業の間では即戦力の管理職女性を社外から求める動きが広がりつつある。

ビズリーチのサイト「ビズリーチ・ウーマン」は課長級以上などの管理職と、入社から10年程度で将来の管理職を目指す女性らが利用できる。

サイトには企業の求人情報や人事制度に加え、女性幹部の活用事例や経営者インタビューなど、転職を希望する人に参考になる情報を載せる。

求職者がサイトに登録するのは無料。ビズリーチは転職者を求める企業から利用料を得る。人材サービス会社を通じて企業が転職者を採用すると、年収の約3割を仲介料としてサービス会社に払う場合が多い。ビズリーチはサイト利用料を、仲介料の半分程度となるように設定する考えだ。

LiBの転職サイトでは求職者が勤務できる時間帯などの希望条件を登録し、自分に適した企業を探しやすい。登録できるのは過去に年収400万円に達したことがある女性に限る。

登録者を増やすため、当面は求職者、求人企業ともに無料で使えるようにする。今秋に有料化する方向で検討しており、来年には会員を3万人に増やすことを目指す。