働く主婦の6割強が「3年を超えても派遣社員として働きたい」

女性雇用働く主婦の6割強が「3年を超えても派遣社員として働きたい」

2012年に改正された労働者派遣法は、通称24年法と呼ばれている。今国会に提出されている改正派遣法案には、この24年法の見直しは含まれていない。今回の改正案で働く主婦にとって最も影響があるのは、全ての職種で一律、派遣で働くことのできる期間が3年までになること。

 

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働く主婦の6割強が「3年を超えても派遣社員として働きたい」

現在派遣法改正を検討していることを「全く知らない」主婦は42.1%にのぼる。

今までは政令26業務であれば制限なく派遣で働くことができたが、3年を超えても働き続けたい場合、無期限の直接雇用への転換などの雇用安定措置をとる事になっている。

そんな中、主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研では、働く意欲のある主婦層を中心に、今国会に提出されている改正派遣法案についてアンケートを行なった。調査の結果、「あなたは3年を超えて派遣で働きたいと思いますか?」という質問に対し、「場合によっては3年を超えても派遣社員として働きたいと思う」との回答が66.3%を占めた。また、今回の改正法案には組み込まれていない24年法の見直しのうち、日雇い派遣の原則禁止については、「禁止のままで良いので見直す必要はない」は16.9%。この項目を選択しなかった83.1%の人は、日雇い派遣の原則禁止に疑問点を感じており、40.6%が解禁を求める結果となった。

調査結果をみると、現在派遣法改正を検討していることを「全く知らない」人は42.1%にのぼり、平成24年(2012年)の派遣法改正内容について「十分把握している」あるいは「ある程度は把握している」人は合わせて46.7%という結果になった。また、「場合によっては3年を超えても派遣で働きたいと思う」人は66.3%いたのに対し、「3年を超えて働くつもりはない」人は15.8%だった。さらに、日雇い派遣原則禁止は「見直すべき」と思う人は40.6%で「見直す必要はない」人は16.9%という結果となった。そのほか「派遣の方が都合よく働ける場合もある」 「3年後に正社員にしてくれるならいい」など働く主婦の意見は様々だった。以下は、回答者の
フリーコメントより抜粋したもの。

・派遣期間に制限を設けたからといって、派遣→正規社員が増えるとは思えない(東京都 40歳)
・出産・子育てを考えると、状況によっては派遣の方が都合よく働ける場合もあると思う(大阪府 31歳)
・3年後に正社員にしてくれるならいいけれど、そうなるとは思えない(千葉県 49歳)
・パートタイムの派遣だから、気楽。直接雇用になると、変にいろいろしんどくなりそう(奈良県 40歳)
・派遣でも長く一箇所で働きたいと思っている人の機会を結局は奪う事になる(東京都 47歳)
・正社員は人間関係が面倒 マタニティハラスメントが嫌(佐賀県 30歳)
・短期でしか仕事を探してない(東京都 38歳)
・子どもが小さく、正社員は難しいが、派遣だと、派遣元に条件を相談しやすい。(大阪府 43歳)
・年齢的に、直接雇用されるのは難しいと感じているから(埼玉県 49歳)
・派遣では定時で帰れるし残業もなくてよい(東京都 42歳)