女性雇用結婚・出産後も仕事を続けるための戦略を
女子面接編(4)
Q 女性を多く採用する業界、企業を教えてください。
A 大手損保に内定した女子学生は「長く働けて、ある程度の裁量権が与えられて、職種の受け皿が広いところがいい。週休2日でしっかり休みたいし」と話します。
女性の採用数が多いのは生命保険、損害保険、銀行などの金融業界です。とりわけ、転居を伴う異動が基本的になく、勤務地を選べる「エリア職」で女性の割合が高くなっています。女子学生の「人気企業ランキング」で金融関連企業がランクインするのは、女子の採用数が影響しているようです。
アパレルや百貨店などの小売り、ブライダル業界も女性の割合の高い業界として有名です。消費者のニーズをくみ取ることや、きめ細かなサービスを提供することが期待されているからでしょう。
最近では家電メーカー、通信業界でも女性を積極採用しています。電機、通信業界は世界マーケットを見据え、男女問わずグローバルな人材を求めています。内定した女子学生は「入社7年ぐらいで結婚・出産とキャリアアップが重なったらもったいないと思い、若手でもグローバルに働ける職場を選びました」と話しました。総合職としてのキャリアを優先した選択のようです。

Q キャリア志向ですが、結婚して子供もほしいです。
A 多くの業界、企業が女性の採用を増やしています。総合職は男性が多いイメージですが、半導体業界の元人事担当者は「総合職を受ける女子学生には、男性と同じように働けるかどうかを尋ねます」と言います。
「今は産休・育休制度が充実しているので、出産しても子供を保育園に預けて復帰してくれればいい。出産は(キャリア上の)デメリットではありません。ただし、総合職志望なら「『海外出張できますか?』『夫と1、2年会えないかもしれないけれど平気ですか?』とは聞きます」
総合職を選び、出産後も働き続けたいなら、事前リサーチとある程度の戦略が必要です。自分のライフプランを考えて企業を選びましょう。
リクラブ(就活ラブ)≪ 親が知らない就活キーワード(14)≫
孤独な就活中、異性と励まし合ったり、相談に乗ったりしているうちに発展する恋のこと。就活が終わると同時に悩みは消え、新しい世界が開けるため、短期間で終わることが多い。
連載は、毎日新聞夕刊(東京本社版)掲載「キャンパる」紙面で活躍する学生記者グループが取材した「親も必読! 間違いだらけの就活!」http://mainichibooks.com/zoukanmook/sunday-mook/2015/06/30/post-2.html?digital=1 をベースにしています。