共働き子育て世帯の本音と実態

女性雇用共働き子育て世帯の本音と実態

 

現在、日本国内の共働き世帯の割合は59%(2012年総務省労働力調査。夫婦のいる世帯に占める比率※農林業をのぞく)と半数以上となっている。

その人口は毎年増え続けており、親世代とは違う生活を送り、価値観も様々だ。株式会社マクロミルは、全国20~49歳の12歳以下の子供を持つ既婚男女を対象に「共働き子育て世帯の本音と実態」意識調査を実施した。調査手法はインターネットリサーチ。調査期間は2013年11月12日~11月14日。有効回答数は2000名。

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共働き子育て世帯の本音と実態

生活満足度は入園前の子どもがいる共働き世帯が最も高い結果となった。

■生活満足度は「入園前の子どもがいる共働き世帯」がもっとも高い

生活満足度を10段階評価(1が不満、10が満足)で聞いたところ、もっとも満足度が高かったのは、男女ともに「入園前の子どもがいる、互いに扶養に入らない共働き世帯」で、男性7.57点、女性6.98点だった。子どもができても職場復帰した妻、また、世帯収入をキープしてくれる妻に感謝する夫の高い満足感がうかがえる。しかし、同世帯でもライフステージが進むに連れて夫妻ともに満足度が徐々に下がり、夫に関しては、男性全体の最下位の6.21点まで下がることがわかる。そして、男女全体の最下位の満足度だったのは「保育園・幼稚園の子どもがいる、夫の扶養に入って働く共働き世帯の女性」だった。夫の扶養に入っているため家事・育児はほとんど妻が担っていることが予想され、仕事と家事の両立という面では、扶養に入らない共働き妻と同様のつらさを抱えているのかもしれない。

■保育園・幼稚園への送迎をしている夫の割合、共働き世帯では、専業主婦世帯の4.4倍

12歳以下の子どもを持つ既婚女性に、夫がやっている子育ては何かを尋ねたところ、すべての世帯で、上位4位を「入浴」「外出に連れていく」「おむつ替え、トイレの付き添い」「歯磨き」が占めた。また、夫が「保育園・幼稚園への送迎」をしているという回答に着目すると、「互いに扶養に入らない共働き世帯」の夫の26%が送迎を行っていると回答し、「妻が働いていない世帯」の夫の4.4倍にもなった。

■共働きを続けていられる「支え」とは?1位は「パートナーの支え」で夫妻ともに65%、2位は「自分の頑張り」で夫妻の意識差が大きく、夫49%、妻60%

「お互いに扶養に入らない共働き世帯」の男女に、共働きを続けられている「支え」は何かを尋ねたところ、男女ともに1位は「パートナーの支え」で65%でした。2位も男女ともに「自分の頑張り」だったが、男女の意識差が大きく、男性49%、女性60%という結果になった。また一方で、「会社の制度」「上司や同僚などの支え」といった職場環境に対しては男女とも2割以下と低く、共働きを支える環境はまだ十分とは言えなさそうな現実が垣間見えた。