女性雇用女性社員、男性と同一業務なら賃金同じ 明治安田
明治安田生命保険は2015年度から、同じ業務をしていれば職種が違っても給料を同じにする「同一労働・同一賃金」制度を正社員に導入する。これまでは転勤の有無により賃金表が異なり、業務に対して支払われる賃金が不透明だった。転勤のない職種は女性がほとんどで、待遇の改善で活躍を後押しする。全国型の総合職には転勤が伴う分、給料を加算する。
同社によると、職種間の賃金の差は従来より縮まるという。たとえば勤続21年目の本社課長の場合、現行制度では全国転勤のない総合職の給料は、転勤のある人の68%程度だった。新制度では78%まで高まる見込みだ。
新たな賃金制度の導入に伴い、職種も見直す。一般職をなくし、全社員を全国転勤のある「全国型」と転勤のない「地域型」の2つの総合職に再編する。地域型でも、経営管理職まで昇進できる。これまで一般職が担ってきた事務作業は契約社員を増やして対応する。
地域型の総合職は家事や育児と両立しやすいため、ほとんどが女性となる見通し。転勤をしなくても管理職を目指しやすくなる。女性のキャリア開発の支援体制も整えることで、女性の管理職比率を現在の8.6%から20年4月までに30%程度まで高めたい考えだ。