女性雇用女性の就業率、過去最高の63% 9月、景気回復で職探し活況
総務省が29日発表した9月の労働力調査によると、15~64歳の女性人口に占める就業率は前年同月比2.0ポイント上昇の63%となり、比較可能な1968年1月以来過去最高を更新した。新たに職探しに出る人も増えており、今後も就業率の上昇傾向は続きそうだ。
職探しをしていない失業者にあたる女性の「非労働力人口」は9月に前月比10万人減の2932万人(季節調整値)となった。8月も12万人減るなど、ここにきて職が見つかる期待感から労働市場への参入が増えている。実際に女性の就業者数は3カ月連続で前月を上回り、失業率の改善につながった。女性の失業率は3.5%で、男性の4.3%より低い。
雇用形態別にみると、今年1月から女性の正社員が15万人減る一方、非正規は76万人増えた。女性の雇用者(役員を除く)に占める非正規社員の比率は56%と、男女計の37%を大きく上回り、非正規での就業が先行している。厚生労働省は「本人が望んでいない非正規は減らしていく必要がある」としている。