女性雇用島根銀、女性管理職増へ施策 複数業務経験や残業減
島根銀行が女性管理職を増やすため、人事制度の改革に乗り出した。行内研修の内容などを男女平等とするとともに、女子行員にも営業担当など幅広い職務を経験させる。全管理職に占める女性比率は2014年3月が9.5%で、4年前に比べ2ポイント上がっており、今後はワークライフバランスに配慮した職場環境を充実させる。
島根銀行は14年度の投資家説明会で、今年3月時点の女性管理職(課長以上)の数が前年度比3人増の19人であると公表した。管理職総数に占める女性比率も1ポイント上昇した。現時点の女性行員で最も職位が高いのは営業所長だ。
山根良夫頭取は投資家説明会で「抜本的な経営改革として、今後女性力のレベルアップを実現する」と強調した。女性が多様なポストで活躍できるよう、長期人材育成プランの中で社外・社内研修の男女差をなくすことを定めた。ただし女性管理職比率など目標数値の設定は現時点では行っていない。
女性の働きやすい環境を整えるためワークライフバランスも重視する。13~15年度の中期経営計画で、行員満足度を向上する方針を打ち出し「定時退行推進宣言」を出した。その結果、行員の平均最終退行時間は12年3月が19時34分だったが、14年3月には18時38分へと約1時間も短縮している。