6月の派遣時給、1.9%減の1524円 エン・ジャパン調べ

派遣6月の派遣時給、1.9%減の1524円 エン・ジャパン調べ

求人情報大手のエン・ジャパンが13日発表した6月の派遣社員の募集時平均時給は、三大都市圏(関東、東海、関西)で前年同月より1.9%(30円)低い1524円だった。前年同月を下回るのは9カ月連続。時給が低めの医療・介護の分野で求人案件が増加した。人手不足を背景にIT(情報技術)を中心に未経験者の募集が活発になっている。

業種別ではIT系が2038円で前年同月より2%下がった。ビッグデータを扱うエンジニア職などで未経験者を採用し、データ抽出といった下流業務を分業するケースが増えている。

医療・介護系は0.8%下がり1264円だった。医療・介護現場で食事の介助など資格がなくてもできる仕事の募集が目立つ。物流センターでの荷分け作業など軽作業の時給も下がった。「ネット通販の物流センター新設で作業員の求人は多い。立地が郊外で時給は低めになっている」(エン・ジャパン)

全体に占める数が多いオフィスワーク系は1.6%上昇の1532円となり過去最高額を3カ月連続で更新した。人手確保のため営業事務などで時給が上がっている。地域別は関東が1574円。東海は1353円、関西は1338円だった。

同業大手のリクルートジョブズ(東京・中央)が同日まとめた6月の三大都市圏(関東、東海、関西)における派遣社員の募集時平均時給は、前年同月と比べ0.4%(7円)少ない1620円だった。