パソナ、IT使う派遣を500人育成 販売予測や事業計画作成

派遣パソナ、IT使う派遣を500人育成 販売予測や事業計画作成

パソナグループは先進的なIT(情報技術)サービスを使った事務派遣の人材を3年で500人育成する。販売予測や営業計画の作成ができる米アナプラン社が開発したソフトを使いこなせる人材を増やす。海外の最新サービスを使って高度な事務支援ができる人材の比率を高め、時給の上昇などにつなげる。

アナプランは世界で17拠点展開し、今春、日本法人を設立した。大量のデータを高速に処理できる技術を持ち、販売数量や人件費などの予測、事故が起こった際の業績への影響などのシミュレーションを短期間で算出できるのが強みだ。

パソナはアナプランの日本法人と協業し、企業に派遣する人材がソフトを使いこなせるようにする。パソナグループ子会社のパソナテキーラ(東京・中央)がシステムの導入支援や、日本語での問い合わせ対応にも協力する。

少子化や生産年齢人口の減少で人手不足が深まるなか、派遣人材への需要は強まっている。ただ正社員が行う作業の補助業務に携わることが多い事務派遣はIT関連の仕事に比べて時給が上昇しづらい側面があった。パソナは従来より高度な作業ができる派遣人材を増やし、競争力を高める。