派遣技術者派遣のテクノプロHDが東証1部新規上場、初値5%安
(ブルームバーグ):技術者派遣・請負事業などを行うグループ会社を統括、運営するテクノプロ・ホールディングス が15日、東証1部市場に新規株式公開(IPO)した。公開価格の1950円に対し売り気配で始まり、初値は5%安の1852円となった。その公募価格と同水準まで戻した。
同社は2006年7月に設立、東京都港区六本木に本社を置く。傘下に約1万人のエンジニア、研究者を擁する国内最大の独立系技術人材サービス企業のテクノプロ、建設系技術者の派遣会社であるエヌ・アンド・シーなどがあり、主力のテクノプロはことし7月に旧シーテック、テクノプロ・エンジニアリング、CSI、ハイテックの4社がブランド統一した。取引業界分布は輸送用機器が38.9%、産業用機械が19.6%、電子部品が11.1%、情報産業が9.4%など。
SBI証券の藤本誠之シニア・マーケット・アナリストは、「旧グッドウィルグループの再上場案件で、元から初値は割れそうだという予想もあった。ただ、バリュエーション的には極端に割高感があったわけではない」と話した。
15年6月期の連結業績計画は、売上高が前期比7.4%増の796億円、営業利益が23%増の70億円、1株利益は186.38円、1株当たり配当は93.19円を見込む。公開価格ベースの予想PERは10.5倍。上場に際し、オーバーアロットメントを含む2725万5000株の売り出しを実施。主幹事は野村証券が務める。